【住民税非課税世帯】受けられる「優遇措置」5選とは?対象になる収入の目安を単身・二人世帯別にやさしく解説
evrymmnt/shutterstock.com
執筆者松本 真奈ファイナンシャルアドバイザー/一種外務員資格/FP2級
14:07
【住民税非課税世帯】受けられる「優遇措置」5選とは?対象になる収入の目安を単身・二人世帯別にやさしく解説
evrymmnt/shutterstock.com

私が普段、ファイナンシャル・アドバイザーとして相談をお受けしていて実感するのは、今回お伝えするような優遇措置や給付は「自分が対象かどうかを知り、必要な手続きをした人」が支えを受けられるということです。

非課税に当てはまりそうでも、制度によっては申請が必要だったり、自治体ごとに取り扱いが違ったりします。したがって、「自分は知らなかった」で見逃してしまうのは、本当にもったいないことです。

今回、この記事でご自身やご家族が対象になりそうかを気付かれた際には、一度確認してみてください。また、分からなければ、お住まいの市区町村の窓口に問い合わせしてみてください。

私も金融プロフェッショナルとして常に制度理解に関してはアップデートをしているのですが、制度は変わるものと認識しています。はじめての方にとっては理解しにくいのは当然だと思います。

厳しい暑さが続く2026年7月。エアコン代や食料品の値上がりなど、物価高で家計の負担が増すなか、少しでも使える制度や支援がないかと気になっている方も多いのではないでしょうか。

6月ごろに届いた「住民税の通知書」を見て、「自分の住民税はこの金額なんだ」「もしかして非課税に当てはまるのかな」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

ところが、住民税非課税世帯に該当するかどうかを分ける「年金収入」や「給与収入」の境界線(ボーダーライン)は、意外と知られていません。

この記事では、住民税が非課税になる収入の目安を単身・二人世帯に分けてやさしく解説し、あわせて非課税世帯が受けられる心強い「優遇措置」5つもご紹介します。ご自身やご家族に当てはまるところがないか、一緒に確認していきましょう。

【一覧表で確認】住民税非課税世帯が対象となる「優遇措置」は何がある?

これまで、新型コロナウイルス対策や物価上昇への対応として、住民税非課税世帯を主な対象に、現金給付などの支援策が実施されてきました。

住民税非課税世帯とは、所得が一定の基準以下で、住民税が課されない世帯のことをいいます(詳しい定義は後ほど確認します)。

こうした世帯に向けては、現金給付だけでなく、日々の暮らしを支えるさまざまな優遇措置も用意されています。

ここでは、その中から代表的な5つを見ていきましょう。

【一覧表】住民税非課税世帯への優遇措置

【一覧表】住民税非課税世帯への優遇措置
LIMO編集部作成1/5
【一覧表】住民税非課税世帯への優遇措置

1:国民健康保険料(応益割)の減額

  • 応益分保険料(均等割・平等割)の「7割・5割・2割」のいずれかを減額

2:介護保険料の減額

  • 第1号被保険者(65歳以上)が対象。減額される金額は自治体ごとに異なる

3:国民年金保険料の免除・納付猶予

  • 全額免除・一部免除・納付猶予のいずれか

4:保育料の無償化

  • 0歳から2歳までの保育料が無償化
  • これにより、0~5歳までの保育料が無料になる

5:高等教育の修学支援新制度

  • 授業料・入学金の免除または減額
  • 返還を要しない給付型奨学金
  • 上記により大学、短期大学、高等専門学校、専門学校を無償化

このほかにも、自治体が独自に設けている制度まで含めると、利用できる支援は数多くあります。

それでは、住民税非課税世帯とは具体的にどのような世帯を指すのか、次の章で一緒に確認していきましょう。

Google で優先するソースとして追加
松本 真奈ファイナンシャルアドバイザー/一種外務員資格/FP2級

関連タグ