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【新富裕層】世帯年収3000万円の壁を越えると行動が変わる?共通する4つの特徴をFPが解説

「所得税収のリアル」申告納税者の2割《所得1000万円超》が所得税全体の8割負担

執筆者橋本 優理保険ライター/元保険代理店プランナー/FP2級
監修者村岸 理美LIMO&ファイナンス編集部記者
20:55

【新富裕層】世帯年収3000万円の壁を越えると行動が変わる?共通する4つの特徴

多くの税を負担している高所得層の方々は、日々の経済活動や生活設計において、独自のこだわりや選択基準を持っている場合もあると言われています。

博報堂富裕層マーケティングラボ(HAML)の「新富裕層調査2025」によれば、「世帯年収3000万円」を境にして、意識や価値観、消費行動が大きく変わることが明らかになりました。

具体的には、この年収ラインを超えると次のような変化が見られます。

投資対象がリスク資産へ拡大

世帯年収別の保有資産(金融資産・現物資産)

世帯年収別の保有資産(金融資産・現物資産)
世帯年収別の保有資産(金融資産・現物資産)

安定志向のNISAだけでなく、暗号資産(21.8%)やアクティブファンド(20.9%)といったリスク資産への投資を広げます。これにより、金融資産1億円以上を持つ「資産富裕層」へと移行するケースが多く見られます(過半数の51.6%)。

「時間」と「健康」を重視した自己投資

タイムパフォーマンスを重視し、家事や育児などを外部サービスに委託する傾向が顕著になります。

子どもなど次世代への教育投資

子どもの教育においては、海外留学を視野に入れる家庭が増える傾向にあります。

商品の背景を重視する「ストーリー消費」

単に高価な商品を購入するのではなく、その商品の背景にある文化や物語性を重視した消費を行うようになります。このように、一定の収入レベルに達した新富裕層の消費行動は、単なる贅沢や見栄のためだけではありません。

自身の「資産」や「時間効率」を最大化するための、合理的な選択であると考えることができます。

まとめにかえて

今回は、国税庁や博報堂の調査結果をもとに、日本の所得税の負担割合や新富裕層の消費行動について解説しました。
一定以上の所得層が税収の多くを支えている現状や、彼らが資産運用にくわえて時間や教育、自己投資に戦略的にお金を使っている様子が見えてきたかと思います。

収入が変われば、お金や時間の使い方も自然と変わっていきます。ぜひこの機会に、ご自身の現状と照らし合わせてみてください。

【FPのワンポイントアドバイス】

  1. まずはご自身の正確な収入と税負担額を源泉徴収票や確定申告書などで確認する
  2. 日々の支出が単なる「消費」なのか、将来や自己成長への「投資」なのかを意識する
  3. 教育や時間効率を高めるサービスなど、自分らしいお金の使い道を探す

他の人と比べるのではなく、自分自身のライフステージに合った資産形成の方法や消費の方針を見つけることが、豊かな人生への第一歩となります。

日本の税収構造における負担の偏りや、新富裕層の合理的な価値観を知ることは、ご自身の家計管理を客観的に見直す良いきっかけになります。

特に「時間や自己成長への投資」を重視する彼らの姿勢は、現在の所得水準にかかわらず、誰もが日々の生活に取り入れられる重要な視点です。

まずは源泉徴収票などで現在の税負担を正しく把握し、将来の豊かなライフプランに向けた前向きな資産形成をスタートしてみましょう。

参考資料

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橋本 優理保険ライター/元保険代理店プランナー/FP2級
村岸 理美LIMO&ファイナンス編集部記者株式会社モニクルリサーチ

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