この記事はここがポイント
- 24日の市場反落時、NTTは150円台を回復しディフェンシブ銘柄として堅調
- 株主優待は100株継続保有で2・5年目にdポイントを進呈
- AI・IOWN構想や高配当利回りがNTT株を支え、今後の上昇トレンドに期待
24日の東京株式市場は大幅反落となりました。
前日の米国市場では、決算を発表したアルファベットをはじめとするハイテク株が総じて売られ、その地合いの悪さがそのまま東京にも波及した格好です。
加えて、韓国市場においてSKハイニックスなどを対象とするETFの取引規制強化が前倒しされると報じられたことも投資家心理を冷やし、国内では同業のキオクシアホールディングスにも売りが波及しました。
こうした地合いの中で堅調な値動きを見せた一つが、圧倒的なディフェンシブ性と手厚い株主還元を兼ね備えるNTT(9432)です。
24日は終値ベースで節目の150円を奪還し、前日に一時割り込んだ水準からわずか一日で回復してみせました。
市場全体が動揺する局面でこそ真価を発揮する、ディフェンシブ銘柄としての面目躍如といえるでしょう。
今回はこのNTTを取り上げ、dポイントが進呈される株主優待制度、直近の株価動向、そして8月6日に発表を控える2027年3月期第1四半期決算の注目点について解説します。
【NTT】株主向け優待制度の概要と付与ルール(dポイント)
NTTでは、実店舗やECサイト等で多目的に活用できる「dポイント」を株主特典として用意しています。
受け取るハードル自体は低いものの、付与スケジュールに独自の仕組みが採用されています。
権利確定条件と付与ポイント
対象となるのは?
毎年3月31日(決算期末)の時点で、100株(1単元)以上を継続して所有している株主
継続所有年数に応じた進呈数
- 2年~3年未満:1,500ポイント
- 5年~6年未満:3,000ポイント
知っておくべき留意事項(ビギナー向け)
一般的な株主優待と異なり、「毎年付与される制度ではない」点に気をつけましょう。
ポイントが受け取れるのは2年目ならびに5年目という特定のタイミングに限られます。
なお、同一の株主番号で獲得可能な上限値は累計で4,500ポイントまでとなります。
dポイントの主要な使い道・利用可能場所
付与されたポイントは、日常のショッピングや各種Webサービスでの決済にそのまま充当できます。
- ドラッグストア:ウエルシア、マツモトキヨシ、スギ薬局等
- 飲食店:ガスト、ミスタードーナツ、吉野家等
- コンビニエンスストア: ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブン等
- その他の用途:d払いを介したAmazonでの買い物、通信料金の支払い充当、JALマイレージへの交換など
関連タグ
フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。
