夏のボーナスが支給される時期となり、ご自身の将来の生活設計について考えている方もいるでしょう。
特に老後資金については、多くの方が関心を寄せるテーマです。
「同年代の人は、いったいどれくらいの貯蓄があるのだろうか」と、周囲の状況が気になることもあるでしょう。
筆者はこれまで、マネーセミナーの講師や個別のコンサルティングを通じて資産形成のお手伝いをしてまいりました。
物価の上昇が続く中でご自身の金融資産に不安を感じるのは自然なことですが、まずは客観的なデータでご自身の現在地を確認し、これからどう備えていくかを考えることが資産形成プランの第一歩となります。
この記事では、J-FLEC(金融経済教育推進機構)の調査結果を参考に、40歳代~60歳代の二人以上世帯における金融資産保有額を年代別に詳しく見ていきます。
「金融資産を3000万円以上を持つ世帯の割合」や、将来に向けた老後資金づくりのポイントについても解説します。
これからの暮らしに向けたヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
二人以上世帯における「40歳代〜60歳代の金融資産保有額」を年代ごとにチェック
二人以上世帯の金融資産保有額には、どのような特徴があるのでしょうか。
「40歳代〜60歳代の二人以上世帯」貯蓄額別の割合と中央値・平均値
出所:J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」をもとにLIMO&ファイナンス編集部作成
二人以上世帯・40歳代の金融資産保有額(平均と中央値)
- 平均額:1486万円
- 中央値:500万円
二人以上世帯・50歳代の金融資産保有額(平均と中央値)
- 平均額:1908万円
- 中央値:700万円
二人以上世帯・60歳代の金融資産保有額(平均と中央値)
- 平均額:2683万円
- 中央値:1400万円
二人以上世帯の場合、調査対象のすべての年代で平均額が1000万円を超えています。
中央値を見てみると、40歳代は500万円、50歳代は700万円、60歳代は1400万円となっており、年齢を重ねるごとに貯蓄額が増加傾向にあることがわかります。
では、「金融資産を3000万円以上」保有している二人以上世帯はどれくらいいるのでしょうか。
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第一生命出身。ファイナンシャルアドバイザー。一種外務員資格、FP2級。現在は、若年層から高齢層までの幅広い世代へ向けたファイナンシャルプラニングから投資信託・債券・保険を活用した個人向け資産運用コンサルティング業務を行う。
PROFILE
一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル技能士(FP2級)を保有。大学卒業後、第一生命保険株式会社に入社し、はたらく世代の個人向け保険営業・資産運用提案に4年間従事。“保障と投資のバランス”の必要性を伝えるため、社内でセミナー講師や記事執筆も担当。現在は個人向け資産運用会社にて、IFAとして個人向け資産運用・保険の見直しのコンサルティング業務を行う。話しやすい雰囲気と寄り沿う相談が強み。(2026年7月1日更新)