この記事はここがポイント
- 6日の日経平均は737円高の7万683円、3カ月ぶり7万円台回復
- 半導体・AI関連7銘柄中6銘柄上昇、フジクラ+5.19%他高値引け
- 5日米国市場、ナスダック総合指数、エヌビディア・TSMCが過去最高値更新
6日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。
前日5日(現地時間)の米国市場では、主要3指数とフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がそろって上昇し、ナスダック総合指数は終値で過去最高値を更新した。
日経平均は前日比7円75銭高の6万9,954円61銭で寄り付いた。
直後の9時2分には6万9,813円16銭まで下げ、前日終値を一時下回った。前場は小幅高で取引を終えた。
後場は283円94銭高の7万230円80銭で始まり、上げ幅を広げた。
14時台には上げ幅が800円を超え、15時17分には高値の7万798円62銭をつけた。上げ幅は一時851円76銭に達した。
大引けは前日比737円12銭高の7万683円98銭と、終値で7月1日以来となる7万円台で取引を終えた。
東証株価指数(TOPIX)は38.34ポイント高の4,183.56(+0.92%)と続伸した。
個別では、ピックアップした半導体・AI関連7銘柄のうち6銘柄が上昇した。
フジクラ<5803>は+5.19%の5,855円と最も値を伸ばし、終値が高値と同じ高値引けとなった。
ディスコ<6146>も+2.78%の6万5,500円で高値引けとなり、2営業日続伸した。
アドバンテスト<6857>は+3.85%の4万1,850円と6営業日続伸し、取引時間中に4万1,900円をつけて3営業日連続で上場来高値を更新した。
JX金属<5016>は+3.07%と5営業日続伸した。
SUMCO<3436>は+2.11%、レーザーテック<6920>は+0.78%で、いずれも6営業日続伸となった。
一方、キオクシアホールディングス<285A>は▲2.01%と、2営業日続落した。
6日の半導体・AI関連株7銘柄(株価データ)
株式市場で注目の高い「半導体・AI関連株7銘柄」について、6日の株価データ(終値、前日比、騰落率、高値、安値)を速報する。
キオクシアホールディングス<285A>
- 終値:18,735円
- 前日比:▲385円(▲2.01%)
- 高値:19,215円/安値:18,520円
アドバンテスト<6857>
- 終値:41,850円
- 前日比:+1,550円(+3.85%)
- 高値:41,900円/安値:39,660円
SUMCO<3436>
- 終値:3,724円
- 前日比:+77円(+2.11%)
- 高値:3,738円/安値:3,605円
JX金属<5016>
- 終値:3,826円
- 前日比:+114円(+3.07%)
- 高値:3,856円/安値:3,657円
フジクラ<5803>
- 終値:5,855円
- 前日比:+289円(+5.19%)
- 高値:5,855円/安値:5,560円
レーザーテック<6920>
- 終値:46,550円
- 前日比:+360円(+0.78%)
- 高値:46,820円/安値:45,400円
ディスコ<6146>
- 終値:65,500円
- 前日比:+1,770円(+2.78%)
- 高値:65,500円/安値:62,730円
7銘柄中、アドバンテスト、SUMCO、JX金属、フジクラ、レーザーテック、ディスコの6銘柄が上昇し、キオクシアホールディングスの1銘柄が下落となった。
5日の米国半導体関連株の動き
5日(現地時間)の米国市場では、主要3指数とフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がそろって上昇した。
S&P500種株価指数は51.23ポイント高の7,773.95(+0.66%)、ダウ工業株30種平均は90.94ドル高の5万1,267.90ドル(+0.18%)と、そろって3営業日続伸した。
ナスダック総合指数は286.45ポイント高の2万7,477.31(+1.05%)と4営業日続伸し、終値ベースで過去最高値を更新した。
米長期金利(10年物国債利回り)は、5日の終値ベースで5.31%と、前日から0.03ポイント上昇した。
半導体関連株の比重が大きいSOX指数は36.07ポイント高の1万3,172.74(+0.27%)と、3営業日続伸した。
半導体・AI関連の個別銘柄は、指数の上昇とは対照的に下落が目立った。
時価総額最大手のエヌビディア<NVDA>は4.95ドル高の238.90ドル(+2.12%)と4営業日続伸し、終値ベースで過去最高値を更新した。
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング<TSM>も13.02ドル高の485.80ドル(+2.75%)と3営業日続伸し、終値ベースで過去最高値をつけた。
一方、AMD<AMD>は2.16ドル安の631.75ドル(▲0.34%)と4営業日ぶりに反落した。
ARMホールディングス<ARM>も4.59ドル安の302.90ドル(▲1.49%)と3営業日ぶりに反落した。
メモリー関連はそろって値を下げた。マイクロン・テクノロジー<MU>は10.93ドル安の1,063.96ドル(▲1.02%)、サンディスク<SNDK>は15.83ドル安の1,704.16ドル(▲0.92%)と、そろって2営業日続落した。
SKハイニックス<SKHY>は0.11ドル安の195.02ドル(▲0.06%)と、小幅に反落した。
半導体製造装置のASMLホールディング<ASML>は7.45ドル安の1,859.86ドル(▲0.40%)と反落した。
米国の主な半導体関連株の騰落一覧(5日、現地時間終値)
5日(現地時間)の主な米半導体関連株8銘柄の終値・騰落率を一覧にまとめると、以下の通りとなる。
- エヌビディア(NVDA):238.90ドル(+2.12%)
- AMD(AMD):631.75ドル(▲0.34%)
- ARMホールディングス(ARM):302.90ドル(▲1.49%)
- マイクロン・テクノロジー(MU):1,063.96ドル(▲1.02%)
- サンディスク(SNDK):1,704.16ドル(▲0.92%)
- SKハイニックス(SKHY):195.02ドル(▲0.06%)
- 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM):485.80ドル(+2.75%)
- ASMLホールディング(ASML):1,859.86ドル(▲0.40%)
米半導体関連銘柄の値動き一覧
記者コメント
6日の東京市場で、日経平均は737円高と続伸し、終値で7月1日以来、約3カ月ぶりに7万円台を回復した。
前場は小幅高にとどまったが、後場に入って上げ幅を広げ、15時17分にこの日の高値をつけた。TOPIXも+0.92%と続伸した。
半導体・AI関連7銘柄は6銘柄が上昇した。製造装置関連では、アドバンテストが+3.85%、ディスコが+2.78%、レーザーテックが+0.78%とそろって上昇した一方、メモリーのキオクシアホールディングスは▲2.01%と2営業日続落した。
フジクラとディスコは高値引けとなり、アドバンテストは3営業日連続で年初来高値を更新した。
SUMCOとレーザーテック、アドバンテストは6営業日続伸、JX金属は5営業日続伸となった。
前日5日(現地時間)の米国市場では、エヌビディアと台湾セミコンダクター・マニュファクチャリングが終値で過去最高値を更新し、ナスダック総合指数も最高値を更新した。
一方、マイクロン・テクノロジーやサンディスクなどメモリー関連株はそろって下落し、製造装置のASMLホールディングも反落した。
免責事項
- 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。
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フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。
