この記事はここがポイント
- 10月1日の日経平均株価は前日比2,203円00銭高と大きく続伸。
- 半導体・AI関連7銘柄は揃って上昇。レーザーテックが11.14%高を記録。
- 米国SOX指数はほぼ横ばい。マイクロンは売上高542億ドルを記録。
1日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。
前日30日(現地時間)の米国市場では、主要3指数の方向がまちまちとなり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)はほぼ横ばいだった。
同日の取引終了後には、マイクロン・テクノロジーが2026会計年度第4四半期の決算を発表した。
日経平均は前日比352円80銭高の6万7,106円52銭で寄り付いた。9時00分につけた6万7,081円66銭がこの日の安値で、終日プラス圏での推移となった。
前場から上げ幅を広げ、前引けは前日比1,602円9銭高の6万8,355円81銭だった。後場は1,662円59銭高で始まり、14時過ぎには上げ幅が2,000円を超えた。
15時24分には高値の6万8,995円30銭をつけ、上げ幅は一時2,241円58銭に達した。大引けは前日比2,203円00銭高の6万8,956円72銭と、高値近辺で取引を終えた。
東証株価指数(TOPIX)は23.33ポイント高の4,131.98(+0.57%)と続伸したものの、日経平均の上昇率(+3.30%)を大きく下回った。
個別では、ピックアップした半導体・AI関連7銘柄が前日に続いてそろって上昇した。レーザーテック<6920>は+11.14%と最も値を伸ばした。
アドバンテスト<6857>は+9.78%と、終値が高値と同じ3万7,610円の高値引けとなった。ディスコ<6146>は+5.20%の6万440円と4営業日続伸し、終値で6万円台に乗せた。
キオクシアホールディングス<285A>は+5.55%と上昇した。同社の普通株式1株を3株に分割する株式分割は、10月1日に効力が発生した。
1日の半導体・AI関連株7銘柄(株価データ)
株式市場で注目の高い「半導体・AI関連株7銘柄」について、1日の株価データ(終値、前日比、騰落率、高値、安値)を速報する。
キオクシアホールディングス<285A>
- 終値:19,100円
- 前日比:+1,005円(+5.55%)
- 高値:19,265円/安値:18,530円
アドバンテスト<6857>
- 終値:37,610円
- 前日比:+3,350円(+9.78%)
- 高値:37,610円/安値:34,940円
SUMCO<3436>
- 終値:3,472円
- 前日比:+156円(+4.70%)
- 高値:3,476円/安値:3,294円
JX金属<5016>
- 終値:3,605円
- 前日比:+30円(+0.84%)
- 高値:3,634円/安値:3,502円
フジクラ<5803>
- 終値:5,368円
- 前日比:+144円(+2.76%)
- 高値:5,385円/安値:5,110円
レーザーテック<6920>
- 終値:45,710円
- 前日比:+4,580円(+11.14%)
- 高値:45,910円/安値:42,180円
ディスコ<6146>
- 終値:60,440円
- 前日比:+2,990円(+5.20%)
- 高値:60,550円/安値:58,620円
キオクシアホールディングス、アドバンテスト、SUMCO、JX金属、フジクラ、レーザーテック、ディスコの7銘柄すべてが上昇となった。
30日の米国半導体関連株の動き
30日(現地時間)の米国市場では、主要3指数の方向がまちまちとなった。
S&P500種株価指数は19.30ポイント安の7,651.54(▲0.25%)、ダウ工業株30種平均は443.87ドル安の5万906.05ドル(▲0.86%)と、そろって3営業日続落した。一方、ナスダック総合指数は63.52ポイント高の2万6,861.06(+0.24%)と、3営業日ぶりに反発した。
米長期金利(10年物国債利回り)は、30日の終値ベースで5.28%と、前日から上昇した。
半導体関連株の比重が大きいSOX指数は0.54ポイント安の1万2,628.62(▲0.00%)と、ほぼ横ばいだった。
半導体・AI関連の個別銘柄は、上昇と下落が4銘柄ずつで拮抗した。
時価総額最大手のエヌビディア<NVDA>は1.17ドル高の228.38ドル(+0.51%)、AMD<AMD>は4.19ドル高の611.76ドル(+0.69%)と、そろって反発した。一方、ARMホールディングス<ARM>は4.01ドル安の289.66ドル(▲1.37%)と反落した。
メモリー関連では明暗が分かれた。サンディスク<SNDK>は10.13ドル高の1,739.89ドル(+0.59%)と上昇した一方、SKハイニックス<SKHY>は2.53ドル安の184.15ドル(▲1.36%)と反落した。
マイクロン・テクノロジー<MU>は0.03ドル高の1,065.11ドル(+0.00%)と、ほぼ横ばいで取引を終えた。同社は同日の取引終了後、2026会計年度第4四半期(9月3日までの3カ月間)の決算を発表した。
- 売上高:542億2,900万ドル(前年同期は113億1,500万ドル、前四半期は414億5,600万ドル)
- 純利益(米国会計基準):377億100万ドル
- 2027会計年度第1四半期の売上高見通し:615億ドル±15億ドル
同社は第4四半期と通期の業績について、いずれも過去最高としている。
半導体製造・製造装置関連では、ASMLホールディング<ASML>が22.72ドル安の1,811.67ドル(▲1.24%)と4営業日ぶりに反落した。台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング<TSM>も0.75ドル安の456.19ドル(▲0.16%)と、小幅に下げた。
米国の主な半導体関連株の騰落一覧(30日、現地時間終値)
30日(現地時間)の主な米半導体関連株8銘柄の終値・騰落率を一覧にまとめると、以下の通りとなる。
- エヌビディア(NVDA):228.38ドル(+0.51%)
- AMD(AMD):611.76ドル(+0.69%)
- ARMホールディングス(ARM):289.66ドル(▲1.37%)
- マイクロン・テクノロジー(MU):1,065.11ドル(+0.00%)
- サンディスク(SNDK):1,739.89ドル(+0.59%)
- SKハイニックス(SKHY):184.15ドル(▲1.36%)
- 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM):456.19ドル(▲0.16%)
- ASMLホールディング(ASML):1,811.67ドル(▲1.24%)
米半導体関連銘柄の値動き一覧
記者コメント
1日の東京市場で、日経平均は2,203円高と大幅に続伸。
寄り付きがこの日の安値となり、その後は上げ幅を広げて高値近辺で取引を終えた。
一方、TOPIXの上昇率は+0.57%にとどまり、日経平均の+3.30%との差が大きく開いた。
東証業種別株価指数(33業種)は、電気機器や精密機器、非鉄金属などが上昇した一方、石油・石炭製品や銀行業、保険業などは下落した。
半導体・AI関連7銘柄は、2営業日連続でそろって上昇した。
レーザーテックは+11.14%、アドバンテストは+9.78%と大きく値を伸ばし、アドバンテストは高値引けとなった。ディスコは4営業日続伸で6万円台に乗せた。
前日30日(現地時間)の米国市場では、SOX指数がほぼ横ばいで取引を終えた後、マイクロン・テクノロジーが決算を発表した。
同社は、2027会計年度第1四半期の売上高見通しを615億ドル±15億ドルとしている。
免責事項
- 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。
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フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。
