パーソナルファイナンスニュース
【富裕層と超富裕層】純金融資産保有額・世帯数は増加傾向に「世帯年収で金融資産の内訳はどう変わる?」種類別の保有額を比較
安達 さやか
資産を「育てる」意識を持つ、2つの新しい富裕層タイプ
株式会社博報堂の博報堂富裕層マーケティングラボ(HAML)が公表した「新富裕層調査2025」から、富裕層の資産ポートフォリオの実態が見えてきました。
「株式」や「NISA」は高所得者層に広く普及しており、世帯年収による保有率の差はあまり見られません。しかし、年収が「3000万円」や「5000万円」といった節目を超えると、投資対象が急に多様化し、より高度なものへと変化していく傾向があります。
リスク資産や現物資産への投資が広がりを見せます。一般的な投資商品だけでなく、より独自性の高い運用を行う傾向が強まるのがこの層です。
年収が5000万円を超えると、さらに専門性の高い金融商品や、インフレ対策としても有効な「現物資産」への投資が活発化します。
日本の富裕層の実態を詳しく見ていくと、彼らが特別な存在というわけではなく、日々の仕事と地道な資産形成を両立させる「継続力」を持っていることが理解できます。
自分自身の資産状況を客観的に把握することは、他人と比べるためではありません。それは、各家庭に合った将来の目標を設定するための、大切な第一歩といえるでしょう。
新NISAなどの制度も活用しながら、これからの生活を見据えた「我が家らしい資産の育て方」を検討してみてはいかがでしょうか。
日本生命保険相互会社出身。元マネースクール講師、現役FP(CFP®・1級FP技能士)でJ-FLEC認定アドバイザー。保険から年金、資産運用まで幅広い知見を持ち、「お金の先生」としてLIMO&ファイナンス編集部にてわかりやすく信頼できる記事をお届けします。